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昨日の報告(2)
お父さんの家につきました。
そこは、なんていうか、、、廃墟じゃないんだけど、廃墟っていったほうが正しいような・・・。
木造というよりも地震とかで家を無くした人に提供される仮設住宅のようなアパートでした。
ちょっと足を踏み入れるだけでグラっと揺れる建物・・・。
父方の親戚の話だと・・・
離婚したあの日からここに住んでいるそうです。
家の中は、地面の上に直接敷いているという、冷たくてボコボコする畳の部屋2つ。
お風呂もなく、トイレは、非常に汚い・・・。
ただ、あの暴力ばっかふるってた父親像とは、異なって・・・
まめにつけている家計簿や日記のようなもの、綺麗に項目ごとに整理された棚に、
ハンガーにかけられた衣服。
(服が多い多い、、、、それにネクタイも。高級なブランドのネクタイピンまで・・・ センスは、ちょっと悪いけどオシャレだったんだね・・・)
そして机には、「いきるということ」と書かれた本に、「健康生活」などの本が数冊。
ボク「なんで、こんなに地味に生活して、生きるってことに拘っていたんだろう」
そういいたくなるような状況でした。たった数分いるだけで息がつまる室内、
湿度は80%を超えて、日中なのにジメジメしてる。
ちょっとジャンプしたら建物が崩れそうなぐらい、グラグラ。
そして一番驚いたのは、
何社かとっていると思われる読まないで放置された新聞と、
訪問販売と思われる、20万円以上の羽毛布団。
さらにこれも訪問販売と思われる、楽に起きられる楽イス。
毎日きてくれていたヘルパーの日誌から見える、かけはなれた父親像・・・。
そして、昔の写真。
たった1人で、こんな部屋に20年も住み続け、
「生きる」ということに、こだわった男の人生。
なんのために生きていたのさ。
なんのためにここにずっといたのさ。
生命保険の受け取りは、ボクのお兄ちゃん。
手帳に書かれたアドレス帳には、ボクのお兄ちゃんの電話番号(引越しする前の)
なんで・・・。
ボクが恐れていた、ゆるせない!と怒ってた父親は、、、
気の弱い、訪問販売に弱い、たったひとりで孤独な人生を送ってきたひとりの男でした。
部屋を片付けながら、涙がでてきて・・・
こんな父親でも、家族のことを思って死んだのか・・・なって。
少しは、自分のやったことに後悔や反省があったのかな、ってさ。
思った。
父方の親戚を送り届け、
ボクとおにいちゃんは、近くの飲食店へ。
あまりしゃべらないボク。
あまり話したがらない兄。
どうしてか、少し涙目のボク。
どうしてか、遠くを見つめる兄。
店を出て、満月?にちかい綺麗なお月様をみて、泣いた。
お兄ちゃんは、ボクが泣き止むのをまって、車に乗った。
これで終わったんだ。すべて。
お兄ちゃんに送ってもらいながら・・・ボクは、お母さんに静かに報告していた。
今日になって、お兄ちゃんは相続放棄を取り下げた。
理由は、自分が受取人になっている生命保険の手続きのため
でもボクは、取り下げない。
生命保険のお金は、お墓や葬式代で消えてしまうくらいのお金。
その向こうにひかえてる借金のほうが大きいかもしれない。
お兄ちゃんも、生命保険の受け取りが終わったら、もういちど申請するとかいってるけど、
コメントにもあったけど、弁護士に一回相談したほうがいいかもしれない。
父方が肩代わりしたという借金は1000万円以上。
さらにローンが組まれている残金が10万円以上あると推定。
他にも消費者金融から借りている可能性。
父方が、お金を請求してくる可能性も、お兄ちゃんは無い!って言い切るけど、
額が大きすぎると思わない?
まだまだ、何か起きる可能性は、ひめているけど、
とりあえず、落ち着きました。
本当にありがとうございました!!
コメント、メール、電話、非常にありがたかったです。
最後がどんな余生であったかは、ボクの今まで抱いてきた「恨み」「怒り」を拭い去るには充分ではないです。
せめて、一筆でも、「お母さん」に、謝ってほしかった。
もうこれで終わりにしようよ。
母方親戚 VS 父方親戚 なんて望まないよ。
仲良くしろとはいわないし、ボクも父方と仲良くする気もない。
けど・・・嘘をつくのはやめてほしい。そう思った。
父方親戚は、それほど僕らをとってくうような人たちとは思えない・・・。
母方親戚も少し過剰に煽りすぎ。
父方親戚も自己中心的すぎ。(母方に対して)
ボクは・・・流されすぎかな・・・。
とりあえずこれで昨日の報告を終わります。
最後に、
昨日のお月様は、ほんとうに綺麗でした。そう映ったとき、心の闇が少し晴れたのかもしれないです。
和み写メ(3ショット!)
たくさん心配かけたけど・・・
いやだね?それにしても。父親死んだことで、父方と母方の対立。
父親が残した借金の問題、相続放棄、
目まぐるしく動いたこの4日間だったけど・・・。
このブログとこのブログを支えてくれる皆さんのおかげで、
なんとかなりました!!
ただ・・・生命保険の受取人がさ・・・ボクのお兄ちゃんの名前になってて、
結局その生命保険を受け取るためにお兄ちゃんは、相続人になっちゃった。
ボクだけ相続放棄人。
まあ、いいんだけどね。生命保険金も微々たるものだし、借金は、父方親戚が肩代わり・・・。
案外・・・悪い人たちじゃないんだよね・・・。母方がいってるよりは・・・。
踊らされてるんだよね・・・たぶん。
生命保険も、お墓のお金、葬式費用くらいにはなるし・・・
思うんだよね。
あの20年以上も前・・・ボクがまだ小学校に入る前の時代に離婚して借金から逃げた男が・・・
20年以上もたった現代・・・
他に家族も持たず、地味?に生活してたのがなんだかさ。
過去の写真ばかり部屋にかざって・・・
なんだか寂しい20年間だったんだろうな?って。
でも同情はするけど、ボクやお母さんの怒り、無念、憤り、恨みが晴れたわけじゃない。
結局・・・「死」んで、「逃」げたんだ。あいつは。
ボクらに償いをしないで。
あ、また暗い話になっちゃうからさ、ちょっと
なごみ画像を撮ったよ♪
みんなにも心配かけちゃったし、
みてみて?!
ボクと、ピョンちゃんと、そして、祥がクリスマスの日にくれたワンちゃん(ぬいぐるみ)の
3ショットです(笑)
例によって多少、ボクだけぼかしてるけど、上手くとれたでしょ?
ピョンちゃんも、大分、写真に写るテクを覚えてきたかな。
見事なカメラ目線でした♪
和んでいただけた?
ボクも和みました。
仕事、まだかかりそうなので、頑張ります!
昨日の報告(1)
みなさん、有難う御座いました。
大分、気持ちは落ち着いてきた感じです。
昨日は、お兄ちゃんと話し合い、僕も車に同乗してそのまま、一旦、お兄ちゃんの家に行きました。
入ってすぐのところに、お父さんの骨壷が白い布を敷いたテーブルの上に置かれてました。
ボクは手をあわせることなく奥の部屋に。
そこで、残されていた通帳やドコモの領収書、健康保険、介護保険、家計簿のようなもの、一通りみました。
年金暮らしだったと思われるその男。
要介護1 と認定され、ヘルパーが毎日きているその男。
家計簿を見ると、1日に使った金額だけ書いてあったけど、
2万円、3万円、2万円、3万円、
とても、年金暮らしと思えない金額が毎日、使われていたのに、更にボクは危機感をもちました。
ボク「どこかから・・・お金かりてるんじゃないの?」
クレジットカードと、ファインクレジットなどにそれぞれ9万円くらい、まだ支払い残高を確認。
通帳の残高は30万円ちょっと。
30万円ー9万円を得るために、「相続人」となろうとするおにいちゃん。
そのバックグラウンドは、見えてきませんでした。
この頃、ボクは、相続放棄することを決意し、
ブログにどこにいったらいいかを投稿しました。
すぐにコメントもらいました。
ボク「友達が調べてくれたよ!家庭裁判所だって!今すぐ行こう!」
兄「わかった。ユウがそうしたいんやったら・・・」
ただ申告するのに、書類が必要だという理由で、一度、親戚の家に行くと言い出したのです。
ボクは、会いたくない!といいました。それで、会ってくるのはおにいちゃんだけで、
ボクは車の中に隠れることにしました。
車の中に隠れていると、外の声が聞こえるたびに反応してしまいます。
なんか、ハッテン場のような感じ。
そして「コンコン」と音がして、
あ、かえってきたかな?と思って身体を起こすと、
そこには、
父方親戚がいました・・・。
||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||
親戚「ユウちゃん!久しぶりやないの!」
(/TДT)/あうぅ・・・・。かくれんぼは、失敗しました・・・。
幸いなのは、ボクが大嫌いな、お父さんのお兄さんのほうではなく、その妻のほうです。
一緒に裁判所へ向かうことになりました。
車の中で、ずっと言われました。
お父さんの借金について、わたしらが肩代わりしたということ、
ボクが小さかった頃、面倒をみてあげたということ、
お母さんは、借金から逃げ、薄情だということ、
全部、聞き流しました。
今更、何をいわれても、父方の親戚と仲良くする気はありません。
それにお母さんが逃げたというけど、実際は違います。
お父さんが勝手に作った借金で、家を担保にされてしまい、
追い出されたんです・・・。
その後に離婚が成立。
はっきりいってお母さんは、何も悪くない!!そういいたかった。
でも、だまってました。
でも、
「あの人、もう借金なんてする人じゃないよ。だから相続放棄なんてやめて」
これには反応しました。
ボク「ボクには信用できない!!!過去にたくさん借金してきた男が、今は借金しない男になったから大丈夫って信じられると思う?僕は、自分が6歳までの父親しか知らない!そのときの恐怖が、ずーーーと残ってるんだ!!」
ボク「昨日もずっとうなされたんだ!!!!借金に追われてお母さんと一緒に逃げる夢。もういいかげんにしてほしい!!!」
父方叔母「わかったわ・・・ユウちゃんがそこまで自分の意見通すの、初めてやね。自由にしたら」
(´▽`) ホッ・・・。
ボクは、いつのまにか、泣いてました。
裁判所につきました。相続放棄の手続きは簡単で、
必要な書類も、2通のみ。
隣の市役所で、とってきて、すぐ提出。
わずか10分足らずで手続きが終わりました。
お兄ちゃん「これからお父さんの家、片付けにいくけどユウもくるか?」
ボク「・・・・うーーん・・・・・いいよ」
ボクの主張を通してくれた感謝と、
今まで面倒な手続き全部お兄ちゃんにまかせっきりで、
その借をかえすって意味でオッケーしました・・・。
でも実際は、ボクの中に、
ボクの知らない父親ってどんな人だったのか、
どんな人生をおくってきたのか、
ちょっと知りたい好奇心がめばえていました。
その理由は、
車の中で言われた
父方親戚「お父さんね、ユウちゃんと写ってる写真、とくに大事にしてて、たくさんあったよ?、家に」
ボクと・・・写ってる写真。。。
車は、家に向かいました。
車中、ボクは複雑でした。お母さんが「行くな!」っていってるような気がして・・・。
時間がないので続きは、また。