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犯人に告ぐ
映画3本目。
- 犯人に告ぐ
- ¥2,500
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今度は、豊川悦司主演。雫井脩介のベストセラー小説の映像化。
「犯人に告ぐ」です。
7年前の誘拐事件の回想から始まるこの映画。犯人を取り逃がし子供は殺されてしまう。
記者会見で捜査責任者としての責任を問われながらも、
「自分の嫁が死にそうなんだよ」と本音をテレビの前でさらけ出して、
失脚した刑事。
記憶に残るのは、取り逃がした苦い記憶。
そして現代。「BADMAN」と名乗り連続児童殺人事件の犯人は脅迫文をテレビ局に送りつける。
その後、姿を消す犯人。
その犯人の捜査に息詰まる警察。
本部長は、7年前の事件で失脚した刑事 「巻島」を呼び戻す。
そして、
前代未聞!捜査責任者をテレビに出演させ、犯人に直接メッセージを伝える、
劇場型捜査が展開する。
みていてそれは、まるで デスノート の 「L」 と 「キラ」の攻防のごとく、
すごいハラハラドキドキするんだけど、
うーん・・・。
ストーリー ★★☆☆☆
犯人の捕まり方・捜査があっけなすぎ。巻島の捜査がテレビに終始しちゃって
それだけー!って感じに終わってしまうのは残念。
でも7年前の誘拐事件のときのお父さんとの対峙、最後の優しさは、すごいよかった。
キャスティング ★★★★☆
腹黒い本部長に、石橋 凌。
一癖あるエリート刑事役に、小澤征悦、
老刑事に、(踊る?でいえば、いかりやさんの役どころ) 笹野高史
そして、心に傷をかかえた失脚した刑事役、豊川悦司
こういう役どころがほんと、うまい演技なんだよねー。
キャスティングは、テレビドラマって感じだけど、
作風にかなりビンゴしてていい感じだった。
音楽 ★★★★☆
ちょっとミステリアスな音楽が臨場感をかもしだしてます。
映像 ★★★☆☆
テレビでのやりとりは面白かった。最後の犯人は、あっけなすぎだろ。
メインの事件、BADMANがあまりにあっけなすぎて・・・
拍子ぬけ・・・。最初の誘拐事件の犯人のその後のほうがすごい感情的な描写で
すごい印象に残ったけど、
このBADMANがどうして犯行にいたったのか、どういう人間だったのか
何もないまま、単純につかまって終わりって感じがなんとも・・・。
テレビをつかった犯人とのやりとり。これがこの作品のメインのはずだけど
そのシーンは、やや少なめ。
劇場型捜査っていうところに、もう少し時間とシナリオを割いてほしかった。
少なくとも原作は、かなり面白いらしい。
2時間の映画にまとめることで、一番メインの部分が薄っぺらくなってしまうのは、
残念な気がする。
豊川の刑事役は、はまり役です!