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クローバーフィールド
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次は「クローバーフィールド」です。
この映画の斬新なところは、全編通して「解説」がないんです。
そしてカメラ割りもなく、
手ぶれがひどいです。
カメラは一つ。それをもって撮影する男。そのビデオテープを、見ている、
という内容なんですね。
第三者の映像・視点が一切なく、
すべて主人公のもつハンディカメラの映像のみ。
だからその臨場感、迫力といったら、
今までの映画をひっくりかえすほどのインパクトがありました。
ただやっぱり手ぶれがひどいので、
最初のうちは、映像に馴れるまで大変かも・・・。
突然ニューヨークに現れた巨大な何物かに、
逃げ惑う人々、軍隊、その巨大な何かと一緒に出没する未知なる生物、
それらについては、一切触れられることがなく、
ひたすらビデオカメラをまわす主人公。
ときには、カメラが飛ばされたり、
映像が止まったり、
見ているこっちとしては、一緒に、体感しているような感じになる、
映画をみているというよりは、アトラクションに乗ってるような映画ですね。
そのまんま、アトラクションにできそう。
結局、見終わったあとも、あの巨大な何かが何だったのか、
このカメラをまわしていた主人公は、どうなったのか?
なにもわからないまま、ビデオテープは終了。
時折、映像が切れ、昔のデートの二人が映し出されて、
それと相成るように、現実では、
彼女が下敷きになり、
危ないとわかっていながらも巨大な何かがいるところに走る主人公。
すごい!と思った。
ついさっき喧嘩別れした。結婚するつもりはない。
その相手から残された携帯の留守電メッセージ。
彼女が危ない。
危険を承知で、彼女を助けにいく主人公。それをカメラで映しながら追いかける友達。
ハンディカメラが、町の液晶ビジョンに映るニュース映像をとらえる。
そこではじめて、怪獣のような生き物がニューヨークで暴れている映像をみる。
なんなんだ、あいつは。
すべてが1台のハンディカメラで映しだされる、巨大な何かに翻弄されるひとつの愛。
それが昔のデートを映したテープを上書きして録画されているから、
時折、そのときの映像が交じる。
過去と現実がうまく交錯する演出は、見事!!
僕は、助けにいけるかな。
危険と承知で・・・
それにしても、あの怪獣はなんだったんだろう・・・。
ストーリー ★★★☆☆
やはり物足りなさは感じてしまう。多くの謎を残して本編というかビデオが終了。
いったい、あの怪獣はなんだったのか。
映像 ★★★☆☆
手ぶれがひどいし、わざとやっぱり素人撮影にしてある。ハンディカメラの映像なので、
DVD画質でもかなり荒い。でもそれらを差し引いても
いままで誰も考えなかったこの1人称の視点のみで描く2時間。
すごい!
テクニック ★★★★★
文句なしです。自由の女神の首が飛んでくるシーンなんか、すごい迫力でした。
特撮・CGの力をこんなに使いながら、映像はハンディカメラという、この贅沢なテクニックに
★5つですね。
キャスティング ★★☆☆☆
音楽・効果音 ★★★★☆
臨場感を描くのに音楽は不要ってところがすごいですね。
効果音がすごい臨場感と迫力をつくりだしてます。
DVD買い度 ★★★★☆
DVDによって残ったなぞが解き明かされるのか?
<映像特典>
“謎の映画”の謎に迫る、約70分以上の豪華“必見”映像特典を収録!
■監督マット・リーヴスによる音声解説 ON / OFF
■クローバーフィールド メイキング映像
製作会議から撮影終了まで、製作現場の舞台裏にとことん迫ったメイキング。
■視覚効果
デジタル合成で作られた迫真の映像のメイキング。 合成前と合成後の映像の比較も見どころ。
■モンスターの正体
劇中に登場したモンスター制作の過程に迫るメイキング。
■NGシーン
撮影中にキャストやスタッフが思わず笑ってしまったNGシーン集。
■削除シーン
本編からカットされた4種類の削除シーンを収録(音声解説付き)。
■別エンディング
完成版では使われなかった2種類の別エンディングを収録(音声解説付き)。
※Easter Egg(隠しコマンド)あり
かなり豪華な特典なので、買い度4にしました。
911テロのとき、ビルが崩壊していくシーンをとった
テレビカメラの映像が、
すごい話題になりました。
あれこそ、この映画の原点なのかもしれません。
何者かわからない何かによってビルが崩壊していくそのパニックが
ビデオテープから臨場感と一緒に伝わってくる。
以上、クローバーフィールドでした。
現場からゆうがお届けしました。