プロフィールはコチラ アクセスランキングに参加しています。クリックお願いしまーす! |
バレンタインは激しいお味(1)
2月14日。
前日までに祥からのメールや連絡がなく、当日までどうなるか
わかんなかったバレンタインデート。
14日に日付が変わって、祥のブログ更新で、
携帯が止まってたことを知った<コラー 。
まあ、大方の予想通り「料金オーバー」らしく、
安堵と、約束を守らない祥に、少し苛立ちもあったけれど、
ブログのコメントなどを見ていると、本当にみんな心配してくれて、
それがボクの心を落ち着かせた。
携帯が止まっているなら・・・どうするんだろう。
直接家にくるのか?
でもオートロックだし・・・。そもそも、家の番号知っているのかな、とか。
どこで待ち合わせするのかな?とか、
不安は、いろいろあったけれど、この日は、疲れていたこともあって
そのまま、いつの間にか眠ってた。
目が覚めたのは、6時半。
やっぱり“不安”か、“遠足前のわくわく感”なのか、熟睡は出来てないみたいで、
とりあえずテレビをつけた。
「サタズバ」
いつもなら土曜日のこんな時間に起きているなんて考えられないから、
少し新鮮にテレビをみてた。
そんで、サタズバが終わって・・・
軽く、掃除を始めるボク(笑)
祥が来るから・・・というより毎週土曜日は、掃除の日なのだー。
あまり時間がないな、と思って、リビングだけ掃除機をかけ終わったら、
ソファに横になった。
(写真は、以前のせたやつ)
時間は、10時半。
まだ時間があるなー・・・と、今度は任天堂DSを持ち出して、
クロノトリガー。
- クロノ・トリガー 特典 サウンドトラックCD付き
- ¥4,990
- Amazon.co.jp
午後1時前になり、さすがに
「どうしたんだろう・・・やっぱり来れないのかな」
と不安にかられ、また祥のブログにアクセスしてみる・・・。
アメーバメールを確認してみる。
携帯での連絡がやりとり出来ない今、この2つしか確認方法はなかった。
でも、どちらも音沙汰なし。
ボク「ふみゃ?・・・。」
テレビにも飽きて、ゲームには疲れて、またソファに横になる。
そして携帯が鳴った。
「公衆電話」
おっと!電話番号は覚えててくれたか(笑)
それは、祥からでした。
ボク「はいはい?」
祥「ついたぞーゆう?」
ボク「いま、どこからかけてるの?」
祥「駅のとこの公衆電話」
ボク「わかった。迎えにいくね」
祥「おー!」
ふう・・・。一息、深い息を吐き、安堵。
家から駅までは、徒歩3分くらい。
上着を着て、そのうえにコートを着込んで、暖房のスイッチを切った。
ボク「ついでに、どっかで昼ごはんも食べてこよっと」
駅近くまで歩いてくると、そこから駅2Fの吹き抜け部分が見えてくる・・・。
はっ!
ちょうど、その吹き抜け部分に、もたれかける祥が見えた。。。
祥もこっちに気づいたのか、にんまりしている表情が見てとれて・・・
ボクは恥ずかしくなった。
ここから駅の階段まで、ずーーと見られているのだ・・・。
そう思うとね・・・。
前、クリスマスデートでは、そこにいると思ってた祥は、違う人だったけど、
今回は、祥に間違いない。
ボクは、階段口までたどりつくと、軽く、表情を作り始めた。
ゆるんだ筋肉を固めて、
階段を1段、あがるごとに、ボクの表情は硬くなっていくw
笑っちゃダメ・・・
にやけたらだめ・・・
不自然に、ガンを飛ばしながら階段を上っていくボクとすれ違って階段を降りたカップルは、、、、
!?なんでー!?
だったかもしれない。
別に、貴方達にガンを飛ばしたんじゃない。僕は・・・ボクは・・・。
(やっぱし恥ずかしい・・・)
階段を登り切ると、やはり、そこには祥がいた。
ただ、アクシデントがボクを襲っていた。
そ・・れ・・・・は。
表情が緩んだままだったこと。
結局、階段を登り切ったところで祥を見て、すぐに表情がゆるんじゃった・・・。
恥ずかしいな、と思ったボクは、祥をおいてけぼりに、
そのまま駅深く、歩いて、
ボク「あれ?どこだ?!?」
ってな感じの素振りをとってた。
気づいてないふりw
改札付近。祥は、しばらくボクのほうを見ていたけど、
ボクが気づかないふりをしてることに気づいたのか!?
また外のほうに向きを変えた。
(お?い!ボクは、こっちだってばー)
ボクは、祥のもとまで駆け寄って、
なんて声をかけたか、このときの記憶がないけど(笑)
とりあえず、祥の肩をたたいた。
二人とも・・・恥ずかしがり屋なんだから・・・。
世話焼けるわ・・・。
出会うまでの間で、1ページ使うんだから(笑)
<<続く>>(イラストは、パソコンで書いたので・・・馴れないものでごめんなさい)