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カミングアウト(後編)


ラジオ小説


<<5>>

川がみえてきた。


僕らが住んでいる町にあるドブ川とは違って、きれいで透明度も高い、


太陽の光を反射して、キラキラとまるで、僕らを迎えてくれるかのように


きれいな川が視界に広がってきた。




駅につくと、けんいちがいた。


久し振りに、けんいちの顔をみたような気がした。


けんいちは、昔から、女子にもてた。



まず、かっこいいんだ。僕は中の下って感じ。自分で卑下しちゃう。

それは、けんいちと比べたら自信もない。




中学校のときのバレンタイン。けんいちは、チョコ50個以上、


そこから10個、僕にくれた。その年の僕のチョコは、10個。




けんいちからのチョコだけだったな。



そんなことを思い出していた。






けんいち「どうする?一回、おれん家くる?そのまま行く?」





けんいちだけ現地集合なのには、理由があった。


けんいちの田舎なのだ、ここは。




まさに、けんいちを生んだ土地。って感じがして、僕は、大きな深呼吸をした。



けんいちも吸って育ったこの土地の空気。



なんか間接キスでもしたような気持ちになって、ちょっと照れ臭かった。




けんいち「?」




僕は、けんいちの生家に興味があったけど、あまり強調できなかった。



りゅう「こうすけ、どうする?」



僕「・・・(家に行きたい!) どっちでも・・・・」



りゅう「相変わらず、やる気ねえな、お前」




けんいち「いいよ、別に無理しなくても。じゃあ、いこっか」





なんか、けんいちに、睨まれたような気がした・・・。


きっと僕があいまいな返事するから怒ったんだ・・・。そう思った。







駅からちょっと歩くと、今夜キャンプをする川原についた。




りゅう「ここ、結構、キャンプの穴場なんだぜ」




見る限り、僕ら以外に来ているのは、家族づれの4人だけだった。




けんいち「とりあえず、水着にきがえよっか」




えっ・・・もう・・・・!?



急な展開に、身体が硬直して動かなかった。




僕「どこで着替えるの?」




りゅう「あ、そっか。先にテントつくろう!」







テントは、やや小さめで、せいぜい2人の大人が足をのばして寝れる程度の大きさだった。



りゅう「じゃあ、着替えたら、川にいこうぜ」



けんいち「どうしたの?こうすけ?」




僕「ううん、、、僕、あとでいいや」





りゅう「・・・・。お前ら、まだ喧嘩中?」



そんなんじゃない!!!



だけど、恥ずかしいんだ。すごく。




こういう展開を想像して、入念にシミュレーションもたててきたのに・・・



どうして・・・いざ、本番なると・・・こうなるんだ!!!





自分に嫌気がさしていた。それに拍車をかけるように、



けんいち「いいよ、ほっとけば。3人同時に着替えれるほど、このテント大きくないしね」







けんいちの態度は、明らかに、僕に不快感をもっているように思えた。




ほんとは、こんな態度とりたくないのに。



ほんとは、一緒に着替えたい。



ほんとは、一緒にいたいのに・・・。













僕は、ただ茫然とテントの前にたっていた。



そのうち、



パンツ一枚になったけんいちがテントから出てきた。



けんいち「先、いくから」


りゅう「早くお前も着替えてこいよ!」





けんいちの水着は、膝上まであるタイプの水着だったけど、


小さなお尻の形がしっかりわかる、小さめのパンツだった。





りゅうは、トランクスタイプの水着。




僕は、けんいちの香りが残ったテントに一人入り、


服を脱いだ。





外からは、もう楽しそうにはしゃぐけんいちの声がきこえていた。

<<6>>

川遊びは、純粋に楽しかった。


何が楽しかったって、けんいちの無邪気な表情に、すごく見とれている自分がいた。




まるで子供。


中学校のときにみたけんいちがそこにいた。





けんいちは、何も変わってない。


変わってしまったのは、僕のほう。





川遊びに夢中になる小さな子どもと、


飛び込んだり、川の魚をおいかけたりするけんいちは、まるで同じにみえた。





僕だけ、年老いた感じ。石のうえに腰かけて、


けんいちが遊ぶ姿をながめていた。









りゅう「こうすけもこいよ!」



僕「うん、ちょっと休憩してからいくよー」



りゅう「けんいち、ひっぱんなって、おい、うわー!」



少し丘になっている部分から、川に、

りゅうが落ちた。



けんいち「大丈夫??」



りゅう「あいてて・・・、いっけね、血がでてる」




りゅうは、もってきていたバンドエイドを貼って、テントの中に潜った。






けんいち「あちゃー・・・。はしゃぎすぎちゃった」



僕「けんいちは、大丈夫?」



けんいち「ああ。りゅうに悪いことしちゃったなー」



僕「なんか、ごめんね。僕、こういうキャンプに友達だけで来るの初めてで。怒ってない?」



けんいち「何を怒るの?」



けんいちは、不思議そうに言った。






なんだか久し振りに、けんいちと会話を交わした。


懐かしく、そして、何よりも貴重な時間に感じた。


二度と戻ってこないこの時間・・・。



ずっとこのまま、時計が止まればいいのに・・・。






りゅう「おーい、そろそろご飯にしようぜ」






時計は、無常にも止まってはくれなかった。




僕は、このとき、もっとりゅうが大けがをすればいいのに、と


最低のことを思ってしまった。


すぐに自分の中で訂正した。




りゅうが誘ってくれなかったらこのキャンプはなかった。






午後も、あっという間に時間だけが過ぎていき、あたりは暗くなっていった。




りゅう「露天風呂、予約した時間、そろそろだ。いこっか」



けんいち「おお!」



僕「・・・・」




僕は、緊張して声が出なかった。








露天風呂は、川を少し上流に上ったところにあった。


木でできた囲いの中に、ロッカーがあり、


カーテンをあければ、そこには、川の水の冷たさとは正反対に、


湯気がこもる、あったかい空気が流れてきた。








おもえば、中学のとき、水泳のときの着替えで、


けんいちは、タオルをまいてパンツをおろしていた。


僕は、そのときは、堂々と着替えていた。





今は、逆になった。





けんいちは、普通に、脱ぎ、



僕は、パンツを下ろすのに、タオルを巻いた。





すぐ横には、パンツを脱いだけんいちがいるのに、



どうしても横を向くことができなかった。





りゅう「先、はいるぜ!」




あっというまに服を脱いだ男が、先に、カーテンの向こう側へといった。




二番手は、けんいち。



けんいちがカーテンをめくる瞬間、僕の視線は、けんいちの後ろをとらえていた。








はじめてみた。



けんいちのお尻。








誰もいなくてよかった。


あっという間に僕の前の部分は大きくなり、


タオルは、とれて下に落ちた。







けんいちのお尻は、とにかくきれいだった。



小さくて、つやがあって。






僕は、タオルを再度、まくと、


カーテンをめくった。




すでに、お湯の中に、けんいちとりゅうが隣り合って入っていた。







りゅう「タオル巻いての登場だ」



けんいち「僕らだけなのに」



そういってけんいちは、笑っていた。




そう、僕らだけ。



けんいちと一緒だからこそ、余計、タオルをまいてしまうんだ。




だって、けんいちのお尻をみて、



けんいちの裸をみて、



立っている僕のあれを、見せれるはずがなかった。






湯の中に入ってからも僕は、股間にタオルを乗せていた。



右には、けんいち、


前には、りゅうがいた。




お湯は、川とは違い、透明度が悪く、


ちらっと隣をみたけど、けんいちのち○ち○は、見えなかった。







少し肩があたるだけで僕の股間は、反応し、


何を話したか、なんてまるで記憶になかった。







好きだ。





そう、思い続けていた。



まるで念じるように。



だけど、余計、股間は反応し、立ち続けていた。



出られない。







けんいち「こうすけ、背中あらいっこしよっか?」





予想外の提案が出た。




にやにやしながら、りゅうは、



りゅう「いいじゃん、親睦をふかめてこい!」



こいつ・・・絶対、僕に気づいてからかってるんじゃ・・・。


でも、ここは、その提案にのっかって、僕は、タオルを大きめにふくらまして、


湯からあがった。






けんいちは、シャワー台のところで、背をむけて立っていた。



僕「じゃあ、洗うね」



僕の25センチ先に、けんいちのお尻があった。



タオルのふくらみは、もう隠せないところまできていたけど、


あえて、気にしないようにした。




ここには、僕とけんいちとりゅうしかいない。


けんいちは前しかみえないし、


りゅうは、僕の後ろしかみえない。




ばれやしない!



けど、長く大きくなった僕のアレは、けんいちのお尻に、そのまま当たりそうな勢いだった。






背中を流しおわると、



けんいち「じゃあ、次は、こうすけね」




僕は、股間がみられないよう、陸上競技なみの瞬発力で、


けんいちの前に移動した。




僕の後ろにけんいちがいる。


けんいちの手が僕の背中に触れたとき、




僕「あ・・・っ」



思わず、声がもれてしまった・・・。





けんいち「気持ちいい?」





僕の気持ちは、もう抑えることが限界だった。



このままけんいちを抱きたい。


抱かれたい。





もう、股間は、治まる気配もなく・・・。









そのあと、どうなったのか。僕は、我慢できずにあわてて、



僕「もういいよ」といって、シャワーで流すと、


あわてて、カーテンをめくってしまった。






けんいち「どうしたんだろう?」




りゅう「・・・」







動揺していた。



もしかして、ばれたかもしれない。僕の気持ち。










僕は、バスタオルで体をふくと



パンツだけ先に履いた。







りゅう「こうすけ、先にテントに戻ってる?」




僕「うん、ちょっとのぼせたみたいだから先に涼んでくるね」







僕は、着替えて、そこをあとにした。



外は、真っ暗で、無数の星が空にばらまかれていた。

<<7>>

先にテントに戻っていた僕。






僕は、もしかしたらばれたかもしれない、と小動物のように丸くなってテントの奥にいた。



テントの入り口がめくられ、顔を出したのは、りゅうだった。






りゅう「体調、大丈夫か?」




心配して、早くもどってきてくれたんだ。やさしいな、りゅうは。


そう思った。





けど、僕の想像通り、この人には、筒抜けだった。




りゅう「なあ、こうすけ。 おれの想像だと思っていたけど、お前、やっぱり・・・


けんいちのことが好きなんだろ?」




僕「え!?・・・」




りゅう「今日1日、お前をみてたらわかるよ。そんなの。」




僕「おい、冗談はよしてよ。男同士だよ」




りゅう「こうすけは・・・男が好きなんだろ?」




僕「なにいってんだよ!」





りゅう「今更、隠したってわかるぜ。この旅行にお前を誘ったのも、俺の考えを試したかったんだ」



僕「・・・」




もう何をいっても無駄だった。こいつには、全部、最初から筒抜けだったのだ・・・。


そう思うと、急に怒りが表に出てきた。





僕「楽しいかよ、そうやって人をからかって」



りゅう「どうしたんだよ」



僕「そうやって、僕をからかって楽しいかって聞いてるんだ!」



りゅう「おれはさ、ただ」



僕「そうだよ・・・僕は、けんいちのことが好きだよ。でも、その気持ちを言えずにずっと我慢してた。


ずっと距離をもっていたんだ。なのに、その距離を壊してまで、面白がって、楽しいか!ってきいてんだよ」




僕は、リュックサックをりゅうに投げつけた。



りゅうは、テントから出ると、この薄いテントごしに、筒抜けの独り言を言った。




りゅう「おまえが苦しそうだったから・・・ちょっとは助けになるかなって、思った。けど、無理だった。ごめん。余計、こうすけを傷つけちゃったな。ごめんな」



僕「・・」



りゅう「でも、このまま気持ちを言わずに終えていいのか?このまま、距離を持ち続けていいのか?それが言いたくてさ。」



僕「・・・」




りゅう「おれは、お前のななめ後ろの席だぜ、お前のけんいちを見る視線に気づかなかったわけがないだろ。でも、あるときから、お前が一切、けんいちを見なくなった。心配したんだ、これでも」




僕「・・・僕・・・、どうしたらいいんだろう」






りゅう「あとは、自分で決めたらいい。おれは、きっかけを作ったにすぎない。これ以上、力になれないかもしれないけど、面白がってはいないし、こうすけを傷つける気なんかなかった」




僕「わかったよ、もう・・・」





僕「でも、僕、やっぱり言えないよ。りゅう」




りゅう「そっか。でもさ、けんいちが言ってたよ。最近、こうすけが自分のことを避けてるみたいだって。おれに相談してきたんだ。中学からの友達なのに、あいつがわからないって」




僕「・・・そうなんだ」





僕は、自然と泣いていた。






りゅう「わかった。お前がそう決めたなら、俺も今まで通り、接するし、このことは、誰にもいわないよ、もちろん」




僕「りゅう・・・ありがと」






そんなやりとりが続いている中、けんいちが戻ってきた。



けんいち「こうすけ、もう大丈夫だって?」



りゅう「ああ、ちょっと露天風呂に期待しすぎて、女もいないのに、鼻血ぶーだってよ」



もう少しましなこといえよ・・・。とおもいつつ、りゅうとけんいちの会話をテントの中で聞きながら、

僕は、涙をふいた。




寝るときは、りゅうが僕のとなりで小さく体を折りたたみ、けんいちは、りゅうの隣で寝転がった。



りゅうのちょっとした気遣いに、また涙が出た。





そんなりゅうを、、、

僕は、一度は、「大けがすればいいのに」なんて思ってしまったなんて、


自分が恥ずかしかったんだ。







こうして、夏のキャンプは、あっという間に過ぎて行った。



僕は、結局気持ちは、言わなかった。



でも、僕は、変わった。変われたんだ。



はじめて自分の気持ちを他人にいったことで、だいぶ、楽になれたし


自分自身に対して納得しながら、けんいちと付き合っていける気がした。






このまま、この関係を壊さずに、ずっと、けんいちと友達でいたい。




そう思い、今までどおり、けんいちと話す僕が教室にいた。





時折、りゅうに相談することもあった。


りゅうは、僕の話を真剣にきいてくれた。





最高の片思いと、最高の友達に恵まれ、あっという間に高校2年が終わった。













りゅう「 クラス、離れちゃうな。 大丈夫か? 」




僕「うん・・・。」





けんいちとは、別々のクラスになってしまったけど、


友達としての交流は、壊れることがないまま、




僕とけんいちの青春時代は、過ぎて行った。







時は、流れた。






1通の封書。



「こうすけへ。 元気にやっているか? 今度、俺、結婚することになった。招待状おくるから絶対にきてくれよ。中学からの友達で招待してるの、こうすけだけなんだからさ」





結婚式への招待状だった。



僕は、それと同時に、キャンプのときの写真をみていた。






あのとき、僕が気持ちを打ち明けていたら、どうなっていたんだろう。


この招待状がここにあることは、なかっただろうな。





僕は、独身だった。




月1くらいの頻度で、けんいちとは、遊んだり、お酒飲んだりの関係が続いていた。


僕にとっては何よりもかけがえのない時間だった。


これからも、そんな風に、けんいちと遊べたらいいなって思っていた。


だけど、僕は、後悔をしていた。








キャンプのときに、気持ちをいっていたら・・・・




結婚式の招待状を手に、何度も思いかえすのは、あのキャンプの光景だった。






僕の気持ちは、すでに固まっていたんだ。このとき。










結婚式当日になった。




りゅうも、きていたけど、あえて話しかけなかった。




披露宴も滞りなく進み、


けんいちのキスを見届けると、僕は、一度、外に出た。






しばらくしてりゅうが出てきた。



りゅう「けんいち、幸せそうだったな」



僕「うん。けんいちのキス、見とれちゃった」




こんな会話できるのも、こいつだけ。






りゅう「あ、   じゃあ、俺いくわ」




りゅうがあわてて戻っていくと、代わるように、けんいちが来た。




けんいち「今日は、きてくれて、ありがと」




僕「うん。いい人、つかまえたね」



けんいち「そうか? 」




僕「ねえ、けんいち、話があるんだ」




けんいち「話?なんだよ、あらたまって」








僕は、いまこそ、キャンプのとき、言えなかったあの気持ちを言おうと思っていた。



このままじゃ、僕は、先にすすめない。



これをいうことでけんいちとの関係は崩れるかもしれないけど、



それでも今こそ、僕の人生の中で一番、勇気を出すとき・・・。



そう思った。




僕「キャンプ、覚えてる?」




けんいち「ああ、高2のときの」




僕「あのときさ、僕、お風呂でのぼせてさ」



けんいち「覚えてるよ、混浴でもないのにな」




僕「・・・いちがいたから」



けんいち「え?」



僕「けんいちがいたから・・・」



けんいち「おれ?」




僕「お風呂で緊張しちゃって・・・・」






けんいち「なんで?」





不思議そうなけんいちに僕は、続けた。




僕「聞いてすぐ忘れてね。僕、けんいちが、好きです!!」




時計が止まった。




すべての風、空気、音、生き物、吐息、呼吸、すべてが止まったように、


静かになった。






けんいち「・・・そう・・・・・・・・・だったんだ」




僕「ごめんね。今更こんなこといっても迷惑なのわかってる。でもどうしても僕も先に進みたくて、ごめんね」




けんいち「謝るなよ。こうすけの気持ちに気づかず、俺、おれ・・・ おれのほうこそ、ごめんな」




僕「ううん、もういいの」




けんいち「結婚式で、花嫁を奪われるのは、きいたことあるけど、まさかおれとはな」



けんいちは、そういうと笑った。





僕「もう・・・・・・・・。会わないから。」





僕は、逃げるように、小走りに立ちあがって歩くと、




けんいち「まてよ!!!」




手をひっぱられた。





けんいち「ひとりだけ言いたいこといって逃げるのかよ」




僕「だって・・・」




けんいち「ありがとな。気持ちには、答えられないけど、俺、こうすけのこと、一生の友達とおもってる。だからさ、」




けんいちが泣いていた。




けんいち「会わないなんていうなよ」









体がひっぱられた。



そのまま、唇に、なにか熱いものを感じた。







けんいちの結婚式で・・・





この聖なる鐘のあるテラスで・・・




はじめて、僕は、けんいちとキスをした・・・・。












僕「ありがと、けんいち・・・」




けんいち「次は、こうすけの結婚式によんでくれよな」




僕「・・・・」




けんいち「いいんだって。こんな式典より大事なのは、気持ちだろ?相手が男でも、こうすけがこの男って決めたとき、祝いに、まっさきにかけつけるぜ」





けんいちの無邪気なまでの素振りは、あのときと、全然、かわっていなかった。













僕の恋は、このキスとともに・・・




幕を閉じた。




















僕らの関係は、続いている・・・。














ありがとうございました。



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Author:yusakumode
【名前】裕(ゆう)
【年齢】30才
【3サイズ】
171センチ、
52キロ、
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【仕事】
USJでエンターしつつ、ほかの仕事もしてます。自営業。
【恋人】彼氏(ゲイです)
【ペット】クゥちゃん

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