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ホストクラブ<ボーイ日記★4日目★(5?1)> 屈辱のホテル出張

いわゆる「ウリ専」と呼ばれる仕事をやった1週間のボーイ日記。10月の話ね。もう今はやってないよ!

(1) 突然ですが・・・。ご報告があります

(2) <ボーイ日記(1)> 初めての写真撮影

(3) <ボーイ日記★1日目★(2?1)> 初出勤から初指名まで

(4) <ボーイ日記★1日目★(2?2)> 初めての指名客

(5) <ボーイ日記★1日目★(2?3)> カミングアウトの重さ

(6) <ボーイ日記★1日目★(2?4)> 酔うボクと介抱するボーイ

(7) <ボーイ日記★2日目★(3?1)> 初出張とドタキャンとさぼり

(8) <ボーイ日記★2日目★(3?2)> ボーイコンタクト ??

(9) <ボーイ日記★3日目★(4?1)> スワップ・・・というメニュー

(10) <ボーイ日記★3日目★(4?2)> オリジナルカクテル
(11) <ボーイ日記★3日目★(4?3)> ハッテン場にいるボーイ達


午前5時、家に帰る。


マネージャからメールが届いてて

「今日の午後7時 予約」


(;-_-) =3 フゥ。 どうやって会社を6時に切り抜けるか、考えつつ・・・



会社への出勤まであと3時間少し・・・。


少しだけでも寝るか・・・。



でも起きれるわけが無かった。


寝坊



午前10時半、出勤。


当然のごとく、怒られる。 社会人になってはじめての


「始末書」




まあ、反省とやる気のあることを文章でアピールするだけの簡単なものだけど、やっぱりショックだった。今週に入ってから、社会生活をまともに送れていない気がする・・・。


午後2時、お昼休み。 お店に電話を入れる。


ボク「あ、マネージャ?ゆうです」

マネージャ「あ、ゆうちゃん。どうしたの?」

ボク「今日の予約、なんとかならないでしょうか?ちょっと会社抜け出せそうになくて・・・」

マネージャ「ゆうちゃん、もう予約いれちゃったし、なんとかならない?」

ボク「でも、怒られて・・・」

マネージャ「こっちも怒られるのよ・・・。なんとかして!お願いね。待ってるから」

ボク「はい・・・」


(/≧◇≦?)アチャー!!。


両方にいい顔する悪い癖・・・。



頭をフル回転させて考える。方法は無いか。



Σ(・o・;) アッ。丁度、午後から梅田方面で、挨拶があった。これを利用しよう。


すぐ、先方の会社と時間の調整をお願いしてしまう。


こうなったら、どっちも上手くいかせるしかないんだ!そしてなんとか午後6時?で、調整が決まる。挨拶を30分で終わらせればお店に間に合う!


午後6時 梅田



先方の会社と共同で行うプロジェクトでの挨拶。企画書の修正と今度、飲みに誘われて、この日の挨拶は終わり。まさか、この人もこのあとボクがどこにいくか、知るよしもないだろうなぁ・・・。


午後7時 お店到着



そのままだから服装は、もちろんスーツ・・・。だったんだけど、マネージャから申し訳なさそうに言われる。


もしかして Σ('◇'*)エェッ!? またドタキャン!? それはもうカンベンしてよっ!


と思ったら、


マネージャ「ゆうちゃん、ごめん!ホテル出張に変わったのよ」

ボク「Σ('◇'*)ええ?!」

マネージャ「その服装じゃ、まずいから誰かに服貸してもらって」


ケン君に私服を借りて着替える。黒いシャツに、破けた古いジーンズ、ボク的にはダサイっ!んだけど、この際、仕方なかった・・・。



また電車に乗って移動。そこは、ビジネス街・・・。その駅前にある大きなビジネスホテルだったのね。19階・・・。なんか、色々、想像が膨らんで、どんな人だろうとか、景色はいいのかな・・・、優しい人だったらいいな?とか。


19階。



着いたと思ったら、ぐる?と円周りに、部屋が並ぶ。目的の部屋番号を探してぐるぐるまわる。


真ん中にエレベータ、非常階段もあるようだけど、これ、ゼッタイ、火事になったらボク、逃げ遅れるよ。


やっと見つけてベルを鳴らす。


「はい 開いてるよ」


部屋に入る。部屋も、結構ひろい感じ。高いんだろうな?。


ボク「あ、どうも初めまして。ゆうです。宜しくお願いします」

お客「あ、うん。ええと、いくらだっけ?」

ボク「○○円で、出張費が・・・○○円だから合計は・・・」

お客「あ、いいよ。じゃ、これ。おつりはいいわ!」


♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ まじっすか? 景気のいい人っているんだなぁ?。


お客「先、シャワーあびといでよ」 

ボク「あ、はい」


初めてのホテル出張、、、でも意外と落ち着いててビックリ。シャワーあびている最中も、向こうでは電話で何か話してるみたい。ボクがシャワーから出ると、


お客「あ、じゃあ、マッサージの人着たから、切るわ」


マッサージの人!?


ボクはそのまま(全裸)ベッドに座ると、


お客「じゃあ、お願いしようかな」

お願い?


お客「じゃあ、マッサージお願いね」


マッサージ?


ボク「仕事大変そうですね。凝ってるんじゃないっすか?」

お客「うん」

ボク「じゃあ、背中から」

お客「うん」


ボクは、小さいころ、老人ホームでボランティアとかで行ってて、肩とか揉んであげたりしてたから少しはマッサージに自信あって・・・。


お客「おお・・・。きもちい。」

ボク「ほんと?じゃあ、こっちも?」

お客「いや、そっちはいいわ」


Σ('◇'*)エェッ!? ほんとに、タダのマッサージなの?


マッサージが続く。足揉みから、腰、背中、肩にいたるまで、隅々、揉んだり、手押しするんだけど、


お客「ああ。いいわ。ああ」


・・・。


ボクは全然、気持ちよくない・・・。

一糸まとわぬボクがいるのに、触ってもこない・・・。


なんか違う。(いいじゃん、楽で)

"((_- )( -_))" ウウン、なんか違う。


結局60分コースの半分以上が経過していく。マッサージだけで終わるのか・・・。そう思っていたら、


お客「よし、じゃあ、今度は前も頼むわ」



お客さんが仰向けになる。



性感マッサージ



ローションを使って、乳首からあそこまで、優しくマッサージする。それでもどこか不満があって、いかせるマッサージではなくて、なんていうのかな。ボクが激しくあそこを扱こうとすると、


お客「あ、そこまでせんでいいよ」


結局、マッサージだけで60分コースは終了・・・。


結局、


ボクへのタッチは一切なし。


いや、ウリ専をこういう利用の仕方もいるんだとは思うけど、


営業といって嘘をついて、いま、このホテルの一室にいる自分への言い訳がきかないような、そんな妙な不快感を抱いたまま、ホテルを後にする。



ねえ、、、どうなの・・・これって。

ボクに魅力無かったの?ボクにはまるで興味なしなの?

じゃあ、なんで指名したのよっ!



やっぱりボクにはボーイなんて無理だよ!・・・。だって自分が気持ちよくないと嫌だもん!



そして・・・。


一度、清算のため、お店に戻らないといけなくて、会社に「外回り終わりました」と電話を入れたあと、お店に戻る。



どんな外回りだよ・・・!?

ほんと、ここ最近

偽りだらけ・・・。



でもこの日から始まる・・・悪魔のような72時間は、始まったばかりでした・・・。


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Author:yusakumode
【名前】裕(ゆう)
【年齢】30才
【3サイズ】
171センチ、
52キロ、
P16センチ(太め)
【仕事】
USJでエンターしつつ、ほかの仕事もしてます。自営業。
【恋人】彼氏(ゲイです)
【ペット】クゥちゃん

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