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かつての自分を見て涙する?東京タワー?
「けなすことでしか自分の存在する場所を作れなかった」
「だんだん、最初のやりたかった事を自分で否定していた」
「逃げた」
「自分のレベルを下げて、自分以下の人間になった」
毎週月曜日放送の「東京タワー ?オカンとボクと、ときどきオカン」
もこみち主演で、期待して最初から見てたんだけど
(結構、最初のほうのシーンでもこみちがオカマに触られまくって、最後、上半身少しはだけて泣きそうになっているシーンは何回も繰り返し見ちゃった)
それ以上に・・・。
主人公がかつての自分に重なりすぎて・・・、
テレビに向かって、
「このバカ!」
「なんで、そこで堕落するんだ!」
「そんなおいしい話あるわけないだろ!」
(ドラマでは、大学になれない主人公は、自分をゴミ溜めの中の自分にたとえ、そこが居心地がいい、と学校も辞めたいといいだす。そんな中、手を出したのが「先物取引」 案の定、オカンの仕送りをだましとられ)
昔の自分自身に言っているような気がしたんだ。
ボクもかつて、夢みて上京した。
それは、まだ18歳のとき。
でも、21歳のとき、志もなにも無くなって、何もない、何ももってない。
空っぽの自分で大阪に戻ってきた・・・。
東京は、壁が厚かった。
ボクも一緒だったよ・・・。
学校になじめなかった。
周りは、ハイペースで授業すすめていくし、ボクは、分らないところを聞くのも、なんか恥ずかしくて(大阪弁が出るのを嫌ったのもこの頃から・・・) だんだん、追い込まれていく・・・。
遅刻が多くなった。休みが多くなった。
そして久しぶりに、行くとそこには、レベルが一段と高くなったかつてのクラスメートがいた。
「おお!きたんや。ひさしぶり」
自分の居場所をそこに感じなかった・・・。
決定的になったのは、ドラマのシーンでも出てきた「展覧会」
自分の作った作品を展示し、一般の人に見てもらうっていうイベントなんだけど、ボクの通った学校にもそのシステムは根付き、ボクは必死になってた。
周りは、地道に見えて、すごい作品が出来ていく。
なのに、ボクは、
「こんなん、すごい?」
「ボクは時間さえあればもっとすごいのが作れるし」
「余裕余裕!まだ時間あるし」
↑心配してくれるクラスメートに、放つ、根拠のないプライド・・・。
最低だった。
けなすことでしか、その場所に自分をつなぎとめることが出来なかった自分・・・。
この学校に入るきっかけは、入試時に作った作品だった。
(ドラマでは絵画だけど)
その作品は、その年の学生の中で「ナンバーワン」と先生に褒められた。
でもそれはスタートラインにすぎなかった。
ボクはそこがピークだった・・・。
どんどん先を越えていく仲間についていけず、
作品展には、ボクの作品は無かった。完成しなかった。
1年が経った。ボクは、すっかり学校に通わなくなってた。
東京という街で遊んでいる自分。
渋谷で遊ぶ毎日。
ボクは、その頃からインターネットビジネスに、はまっていた。
お小遣い程度にしかならなかった。
それから「史上最大の挫折」を味わい、、、
↑(だまし、だまされの繰り返しで借金を作った)
ボクは大阪に逃げ帰った。
兄貴に泣いて借金の肩代わりを頼んだ。
ダメな男だった・・・。
そんなボクが、今では、マンション(3LDK)に住み、
仕事もある。
それなのに、昨年は、浮き足立ってた。
あれこれ、手を出しては、逃げた。
今の仕事・今の会社に感謝しないといけないのに。
東京タワーってドラマに、自分を重ねて泣いてしまったのと・・・
昨日の夜、夢で見ちゃったんだ・・・。過去の自分を。
たぶん、ドラマに共鳴しちゃったんだと思う
今年も多くの人が東京に住み始めると思う。
そこを自分の場所にできるかどうかは、
「スタートライン」の位置設定だと思う・・・。
満足しちゃ、いけないんだ。自分に。
ボクは、、、もう、、、
大阪弁を捨ててしまったけど、「方言」は、言葉のアクセサリーって誰かが言ってた。
迷わず、最初は聞こう。
東京のこと、勉強のこと、そして自分のこと。