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なるほどなー、そういうことか。
亀井さんが郵貯の限度額を1000万円から2000万円に上げると言い出した。
総理も結局、それを了承した。
小泉・竹中路線で進めてきた郵政民営化は、
再び、逆行することになる・・・んだけど、
どうも、しっくりこなかったのは、
「限度額を上げることがどうしていいのかな」
と。
国が実質保有する郵貯に国民のカネが集まれば、
他の銀行などは圧迫されるはず。
その指摘があると、亀井さんは、
「信用金庫は地元住人に根付き、信用がある。中小企業もそういうところを頼る」
みたいなことを言い、郵貯の限度額が増えても民業圧迫は、そんな、だいそれたことじゃない、
といったニュアンスの発言をしたんだけど。
そんないろいろなところへ国が配慮までして
郵貯の限度額を上げることに何の意味があるんだろう・・・。
この前のたけしのテレビタックルでちょっと分かった気がしました。
今、郵貯の資金は8割、国債(国の借金で発行されるもの)を買っていて、
2割が中小企業などへの融資になってる。
そして今回の予算では、史上最大の予算が組まれ、
その半分以上が赤字国債発行によるもの・・・。
自民党議員から「結局、国債をもっと買うために郵貯の限度額を上げるんでしょ?」とつっこまれ、
それに、タジタジしてすぐ反論できなかったところを見ていて、
図星なのかよ!
と思ったのが1つ。
もともと民主党のマニフェストでは、逆に250万円に下げると書かれていた・・・。
のに、ひっくりかえったばかりか、倍の2000万円になる方向。
しかもそれが閣僚懇談会で総理に一任され、総理が決断したということ。
事業仕分けとかで、せっかく予算が作られる工程や、予算の中身が
公になったのは、いいけれど、
この密室で決められる祭りごとに関しては、
いつの時代も公にならない。
いったい、なぜ、2000万円にあげるのか?
一度は、そのことを亀井さんから聞いてないといっていた総理が、
亀井さんの案をほぼ100%承認した理由は何か?
亀井さんは、昨年から毎週金曜日、総理とこのことについて話していた、と発言した。
総理は聞いてないといっていたはず。
なぜ?
普天間の基地問題。
総理は、「腹案がある」 といっていた。
けど、既に表に出ていた徳之島にヘリ部隊を移し、一部を沖縄に残す、という案で
アメリカにも働きかけていたことがわかり、
腹案など、無かったのだと分かった・・・。
総理の発言も軽ければ、
事の決定に至るまでのプロセスも軽い。
政権支持率が危険水域の30%割れを果たした・・・。
支持率人気では、「みんなの党」が第3位に浮上するなか、1%にも満たない「国民新党」の亀井さんに、振り回される第1位の民主党。
その民主党を打倒することだけに造られた、老人の会「たちあがれ日本」は、
逆に自民党の票を食い、
民主党に有利になってしまう公算・・・に。(そ・・・んなはずでは・・・)
低い支持率でも過去では、野党としての存在感をみせつけていた、社民党や共産党も影を薄め、
民主党 嫌!
だけど自民党も 嫌!
だけど、他にある?
ってな参議院選挙になりそうです。