プロフィールはコチラ アクセスランキングに参加しています。クリックお願いしまーす! |
遭難フリーター
遭難フリーター
自画撮りした映像にナレーションをつけただけの「遭難フリーター」という映画が話題になっているときいて、その特集番組を見たんですけど・・・。
内容は、キャノンの工場で派遣社員として働く岩淵君という26歳?の男性の生活をそのまま撮影し続けたビデオなんです。
寝ぼけた顔、ぼさぼさの頭で食事をする光景や
カメラの前でズボンを下ろしーの着替えをする光景、
キャンの工場での着替え風景や、
自転車に乗って移動しながら、足扱きするところをとっていたり
これがさ、「イケメン高校生の日常」だったらボクは、「萌え?」とするとこなんだけど、
まあ、なんで?っていうくらい、画面が汚いわけですよ。江面が・・・。
全編みたわけじゃないけど、
「これでいいのか?おれ」 という自問自答がやたらとあって、
見ている側は、つっこんだり、自分に照らし合わせたり、
今の若者は、こんなことを考えているのか?と
1つの指標にしてみたり、
そういう見方をするんだろうけど、
ボクは、はっきりいって、
この青年に苛立ちましたね。
なんでかって・・・。
25、6歳でしょ・・・。いくら派遣社員の現状に満足いかないからって、
じゃあ、何かをやっているのか?というと、これがそうでもない。
友人が怒っているシーンがあるんですけど、
友人「お前、そんなこといってたら恥かくよ。何もやってないだろ!なあ?」
って。ボクもその通りだ!と思った。
夢はある。
でもそれに向かって行動はしてない。
ただ漠然と同じ毎日を息をころして生活している。
都会に憧れがあった。
現実は、違った。
ボクは漂流している。
こんな趣旨なわけでしょ?
なんていうか、今の若者に同調する人たちは少なくはないだろうけど
代弁者という評価は納得いかないですね。
で、今現在は、「無職」
この映画が成功して、
やっと「テレビのAD」という仕事にありつけたのに
わずか1カ月で辞めちゃう。
その理由も面白い。
「自分が興味ない番組の仕事をやらされた」
横にいたプロデューサーが、頭を一掻きして・・・
「社会の仕組みが分かってないんだよな?・・・」
とつぶやいてたけど、
ほんとそう。
だれもが、自分の好きなことが100%仕事になる人なんてそうそういない。
嫌な仕事もあるし、
やりたくないことだってある。
でも、仕事全般としてみたら好きな仕事。
やりがいがある。
それがまだ分かってない。
非常に微妙なんだけど、
ボクは、この映画の主役兼監督である岩淵くんには、
苛立ちを覚えてしまった・・・。
まず、派遣社員を「奴隷」として、強調している点と、
番組ADの仕事に対しての侮辱?(ボクはそう思った)ともとれる発言が
ちょっと・・・ね。
みんながみんなそう思ってるわけじゃないし・・・。
みなさんは、どう感じますでしょうか?
パソコンからだと、
のアドレスから、映画のダイジェスト映像が見れます。