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矛盾だらけですよ。
給付金を含む関連法案が国会を通過し、
給付金と同じく、経済対策として実施される
「高速料金一律1000円」
麻生総理は、
「東京から静岡まで行ったとしましょう。通常なら・・・1万円くらいかかるところが1000円でいけちゃう」
なんて説明してました。(実際には1万円じゃなくて、3000円くらい・・・)
と・こ・ろが!!
やっぱりこの内閣のすることには、必ず、「落とし穴」があるようで・・・。
しばらくは、通行料金が二重払いになる!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090310-00001252-yom-pol
1000円になるのは、大都市間を除く高速道路。
大阪を走る高速や、首都高などは対象外だし、土日祝日のみで、トラックなどは対象外。
ボクも報道をみてて、もう、開いた口がふさがらなかったよ。
呆れた。ほんとに。
この割引のスタートは、今月28日から。
ところが、ETCのシステム改修が間に合わず、
大都市間をまたいで高速道路を走った場合、
この1000円が二重に徴収されてしまうらしい。
しかも、二重に徴収した料金は、返金されない。
日本の端から端まで走ったと過程すれば、
何回、過重に払わないといけないか・・・。
なぜ、一度、地方の高速に入場した、という記録を参照して、
次にまた地方の高速に入った場合に、それを適応して「料金回収なし」
と出来ないのか?
それは、そんなに難しいこと?
システム作っている人間からしたら、いつも国の作るシステムって疑問なんだ。
殺人予告などの危ない書きこみを自動的に収集するシステムに数億円だったり
(確か、一晩で作った人いましたよね・・・)
メールマガジンを配信するためのシステムに3億円使ったり
(民間企業で普通、そこまでとりません!!)
一番、疑問だったのは、年金の照合システムかな。
あんな中途半端なシステムの構築に何カ月もかかったり。
もう意図的としか思えないよ。
この二重払いになっちゃうってのもそう。
前々からこの法律は、国会で審議されていたし、
給付金と同じで自治体みたいに、前もって準備・対策する時間はあった!
なのに、今になって「システムが間に合わない」って・・・
<< 国民は怒ってます >> だよね!
知らないと、あとで明細みて、「はあ!?」 ってなっちゃうよね。
国交省の担当者の説明に、また腹が立った。
「二重払いになることは承知していますが・・・それでも通常の料金よりは安くなるのでそのあたりをご理解いただけたらと」
要は、二重払いで、1000円が2000円になっても、通常の料金よりは、安いからいいだろ!と開き直ってる・・・。
役人は、いつだってそうだけど、これ、大混乱になっちゃうよ?
春休み最後の行楽に、遠出しようとしている人たちは、この割引をチャンスと思ってるし、
行き帰りで2000円も余分に払ってしまうかもしれないってことで・・・。
4月の下旬には、システム整備が出来るらしい。
それまで、高速道路の値下げでぬか喜ばないほうがいいかもね。
ボクは、給付金が完全に自治体任せになっていること・・・
今回の高速道路もそう・・・。
ちゃんとした裏付け、整備があって出来ている景気対策じゃなくて、
ただ単純に、「選挙対策」
一夜漬けのような、浅い浅い発想のばらまきだと思う。
それに振り回されるのは、いつも国民。
知っておいたほうがいい。
これは、あくまで「選挙対策」
このあとにまっているのは、半年以内に必ずある「選挙」
それで自民党が勝った場合、どうなるか・・・?
麻生政治が続く可能性もあるだろうが、
一番は、
「自分が信任された」 と勘違いした暴走が怖い。
以前、明記を断念した2011年度の消費税値上げ。
あれが、再燃するとボクは、思うな。
今、割引で喜んでいたら、
それは、後々、ぬかよろこびになるんじゃないか・・・
少なくとも、僕は、政治不信だから・・・。
民主党も、ダメだし・・・
いったいどこに入れたらいいんだろう。