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最後のバイト。
最後のバイト
は、
この夏
最後の暑さ
ってくらい、太陽が照ってて、
熱中症になりかけながらも
あっという間に
時間が過ぎて行った。
夏休み最後もあってか子供
を連れた家族がたくさんいて
、
「写真をとってくださーい」
って言われることも１回や２回じゃなく、そのたびに、
ボク「最高の笑顔おねがいしまーす！」
カシャ！
ボク「最高の笑顔、いただきました！」
お客さん「お兄ちゃんも、すごいいい笑顔やったで」
ボク「ありがとうございます！楽しんできてね、いってらっしゃーい」
楽しかった。
ボクのリピーターさんがいる。
毎週のように来てくれて、僕を見つけると、
走ってきていろいろ話しかけてくれる。
他のクルーからは、白い目でみられるけどね。
ただ、このお客さんは、すごい厳しい目でみてくれるの。
「あそこのクルー２人、ずっと一緒になんか話してるけど、あまりみてていい気せえへんぞ」
とか、
「今日はねむたそうやけど、最後までがんばりや」
とか。
ボクに対しても、他のクルーに対しても
厳しいお客さん。
でも、毎週来てくれるのってすごいうれしいから
、ボクも積極的に話しかける。
今日で最後だとは・・・言えなかったな。
夜になり、さらに人が増えてきた。僕の中では、
カウントダウンがはじまってた。
あと、３時間、あと２時間、あと１時間。
それは、秒数のカウントダウンのごとくあっという間に過ぎて行っちゃって、
夜のショーの花火（もどきだけど）が上がって・・・
最後の終礼になった。
ちょっぴし
悔しかったことといったら、
最後の最後に、
「ゆうが辞めてよかった」
ってイヤミを言われたことかな。
そりゃあ、学生バイトさんからみたらさ、僕なんて趣味でこの仕事をしてたから、
その余裕さがきどっているみたいに見えたのかもね。
本人は、いたってお客さん優先で、このバイトをすんごい楽しんでいたんだけど。
中からみると、異質な存在だったんかも。。。
あまり職場の中じゃ、いい人間関係には、恵まれなかったけど
そんなこと差し引いても、すごいお客さんとのかかわりが楽しかったし、
ボクは、このバイトをやって良かった！てほんとに思ってるよ。
最後は、閉園したあとのパークを一周、ぐるりと歩いたり、
最後になる従業員施設の中をうろうろしたり。
午前０時過ぎまで、遊んでた。
これからパレードも始まるし、夜のショーも新設されるし、
ディズニーには、規模では絶対に勝てないけど、
ここには、「映画」という武器がある。
ここでしか、映画のセットの中で写真をとったり、なんてできないんだ。
有名な映画に出てくるシーンや街並みを再現したこのパークは、
ボクのなかじゃ、ディズニー以上にいいと思う。
ボクは、これからお客さんになるけど、
残ってるクルー、そしてこれから来るクルーには、
ここで働けるというその幸運に、
ここで働けるというその名誉に、
自信をもって、
しっかりとお客さんに向き合ってほしいよ。
お客さんだって、怒りたくて怒ってるんじゃない。
そこには、絶対に理由がある。
その理由を知れば
今後の対策になる。
１つの事例が今後、同じようなことで怒ってしまうかもしれない
数多くのお客さんを救うことになるんだ。
１つ１つを無駄にしないで、
１つ１つを演じてほしい。
最後に、この１年間、土日の朝を支えてくれたまりさんと、
このブログを通してたくさんの人に応援してもらった。
みなさんのおかげで自分勝手に始めたこのバイトも
ここまで続けることができたんです。
本当にありがとうございました。
ありがとう！！
いろいろ、中の写真をとってきたので、それは、また
明日にでも載せますね。
