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ゆうの一人ラジオ(15)


ラジオ小説



残りは、この企画ですね。キャンプ先で、何が起こるのか。



それでは、続きをどうぞ。





カミングアウト 第5話 


「 着替え 」




川がみえてきた。


僕らが住んでいる町にあるドブ川とは違って、きれいで透明度も高い、


太陽の光を反射して、キラキラとまるで、僕らを迎えてくれるかのように


きれいな川が視界に広がってきた。




駅につくと、けんいちがいた。


久し振りに、けんいちの顔をみたような気がした。


けんいちは、昔から、女子にもてた。



まず、かっこいいんだ。僕は中の下って感じ。自分で卑下しちゃう。

それは、けんいちと比べたら自信もない。




中学校のときのバレンタイン。けんいちは、チョコ50個以上、


そこから10個、僕にくれた。その年の僕のチョコは、10個。




けんいちからのチョコだけだったな。



そんなことを思い出していた。






けんいち「どうする?一回、おれん家くる?そのまま行く?」





けんいちだけ現地集合なのには、理由があった。


けんいちの田舎なのだ、ここは。




まさに、けんいちを生んだ土地。って感じがして、僕は、大きな深呼吸をした。



けんいちも吸って育ったこの土地の空気。



なんか間接キスでもしたような気持ちになって、ちょっと照れ臭かった。




けんいち「?」




僕は、けんいちの生家に興味があったけど、あまり強調できなかった。



りゅう「こうすけ、どうする?」



僕「・・・(家に行きたい!) どっちでも・・・・」



りゅう「相変わらず、やる気ねえな、お前」




けんいち「いいよ、別に無理しなくても。じゃあ、いこっか」





なんか、けんいちに、睨まれたような気がした・・・。


きっと僕があいまいな返事するから怒ったんだ・・・。そう思った。







駅からちょっと歩くと、今夜キャンプをする川原についた。




りゅう「ここ、結構、キャンプの穴場なんだぜ」




見る限り、僕ら以外に来ているのは、家族づれの4人だけだった。




けんいち「とりあえず、水着にきがえよっか」




えっ・・・もう・・・・!?



急な展開に、身体が硬直して動かなかった。




僕「どこで着替えるの?」




りゅう「あ、そっか。先にテントつくろう!」







テントは、やや小さめで、せいぜい2人の大人が足をのばして寝れる程度の大きさだった。



りゅう「じゃあ、着替えたら、川にいこうぜ」



けんいち「どうしたの?こうすけ?」




僕「ううん、、、僕、あとでいいや」





りゅう「・・・・。お前ら、まだ喧嘩中?」



そんなんじゃない!!!



だけど、恥ずかしいんだ。すごく。




こういう展開を想像して、入念にシミュレーションもたててきたのに・・・



どうして・・・いざ、本番なると・・・こうなるんだ!!!





自分に嫌気がさしていた。それに拍車をかけるように、



けんいち「いいよ、ほっとけば。3人同時に着替えれるほど、このテント大きくないしね」







けんいちの態度は、明らかに、僕に不快感をもっているように思えた。




ほんとは、こんな態度とりたくないのに。



ほんとは、一緒に着替えたい。



ほんとは、一緒にいたいのに・・・。













僕は、ただ茫然とテントの前にたっていた。



そのうち、



パンツ一枚になったけんいちがテントから出てきた。



けんいち「先、いくから」


りゅう「早くお前も着替えてこいよ!」





けんいちの水着は、膝上まであるタイプの水着だったけど、


小さなお尻の形がしっかりわかる、小さめのパンツだった。





りゅうは、トランクスタイプの水着。




僕は、けんいちの香りが残ったテントに一人入り、


服を脱いだ。





外からは、もう楽しそうにはしゃぐけんいちの声がきこえていた。




<<続く>>








曲は、DEENの「君だけを奪い去りたい」です。



この歌は、僕が高校くらいのときに、失恋したときに聞いた曲で、そのときは、ほんとに涙がでました。


通学のときとか、よくききました。


どうしようもない恋をしたとき、この歌には、ほんと救われたなー。

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【年齢】30才
【3サイズ】
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USJでエンターしつつ、ほかの仕事もしてます。自営業。
【恋人】彼氏(ゲイです)
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