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“極楽デート”(2)
メールの新着を伺いながら・・・
ゲームをする深夜。
祥にすぐ電話したい。
祥にすぐメールしたい。
でも、逆に祥からそれが無かったから不安だった。
“もしかして携帯をとられているのかもしれない”
そう思った。だから、ボクから今連絡するのは、やばいことになるって思った。
心配だったけど・・・。
午前0時過ぎ、祥のブログを見てた。
コメントは、「もう別れなよ」とか、「ゆうは最低だ」とか、厳しいものばかりだった。
厳しいコメントに、逆にちょっと奮い立った。
“今、ボクが手放したらいけない”
ただ、そのコメントを読んでいるであろう、祥の気持ちが気がかりだった・・・。
ゲームは一向に進まない。
それもそのはずだった。携帯片手に、パソコンでは祥のブログを開き、気が気じゃなかった。
連絡が来るかもしれない。
ただそれを待っていた。
ボクから連絡しないほうがいい。
そう思った。
携帯とられていると思ったから・・・。
でも、ゲーム画面は、世界が滅亡されそうとしているのに、お酒に酔い、「終末半額」なんて割引をする酒屋まである・・・。
もうすぐ世界が破滅するかもしれないのに。
僕ら2人の関係が破滅するかもしれないのに、こいつら、のんきな連中だ!
ゲームの中の奴らに、怒りながら・・・
一向に、暗黒城(ラスト?)に行かない主人公とボク・・・。
そして、連絡こないまま、、、
ゲーム画面から夢の中に移動していた。
時間は、午前6時ごろだった。
ボクは、寝てしまった。