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[ショタ] 男の子と・・・(5) 初めて芽生えた感情
この話は、ボクが小学5年生、相手の子は、小学3年生のときの体験談です。
相手は、今でいうとV6の三宅健君のようなカッコイイ男の子。
その子は、ボクと同じ 「 ゆう 」 って名前。ただ、紛らわしいので、ここでは「健」くんで書きます。
もちろん、学校一人気がありました。でも、彼には、ちょっと変な癖があったのです・・・。
▼意外と語ると長くなるんです。
何事もなかったかのように、作業をする健。
ボクは、木の板の文字がねじれるくらい、頭の中は、まだ集中できないでいた。
お昼になった。お昼は、キャンプ場で、そうめんを作る。
このときのそうめんの固い味が記憶に未だに残っている・・・。
沸騰した鍋に、均等に麺を入れるだけの作業。その担当のボク。
でも、ちょうど麺を鍋にいれているとき、健の姿が消えた・・・。
あれ?と振り返ったとき、
麺は、形そのままに、鍋に流れ込んだ。
山田「おい、なにやってんだよ!」
ボク「ごめん、すぐかき混ぜるよ」
でも、時、すでに遅しで出来上がったそうめんは、固く太かった。でも、そんなことよりも、
山田「また、健のやつ、いなくなった」
ボク「・・・」
山田「探しにいってくる」
ボク「・・・」
まさか・・・。
まさか・・・・・・・。
ボクも、そうめんは、そのままに(ほとんど残して)、
健を探しに出た。
そんなに広いキャンプ場ってわけじゃなく、
すぐに“二人”を見つけた・・・。
キャンプ場から少し離れたところ。周りは、景色をさえぎるほどの大きな木がたくさん囲み、
まるで二人のために、用意されていたかのような、空間。
ボクは、動けなかった。
ボクの目の前に、健とさるがいた。
二人は、手をお互いの背中にまわし、身体は密着、
解りやすくいえば、
抱擁
(川;_ _)ヘ
な・・なに、やってんだ?
そして、
山田「ホモ?」
↑いたのかよ、山田!
ボク「(゜◇゜)~ガーン。。。。。」
ついに、ボク以外の人間にまで見られた・・・。
もう言い訳できない光景が、そこには広がっていた・・・。
健は、しばらく抱きついていたが、ボクに気づいたのか、振り返り、
<キッ>って感じの目で、ボクをにらんだ・・・。
「邪魔をするな!」
そう聞こえたような気がした。
相手は、小柄で猿顔のさる。
健は、女子にも男子にも人気がある、超カッコイイ男の子。
健、
何が不満なの?
▲失礼でしょ!
男子なのは、許しても、なんで、
こいつなの?
ここまで生きてくる中で、初めての感情が芽生えた。
ボクは、さるに、嫉妬した・・・。
このときは、まだ、弟にお母さんが独占されて、弟に嫉妬するような、そんなつもりだった。
ボクは「まとも」 ホモなんかじゃない。
そう思っていた。でも、確かに
「今につながる片鱗は、この小学生5年のときに、芽生えた」